4月19日(金)19時~
素人の乱12号店:高円寺駅北口、北中通り先の左側、アヤマ接骨院2階
資料代500円+投げ銭
大島渚、若松孝二という「映像闘争派」が二人、矢継ぎばやに眼前から去った。
60年代の餓鬼どもは、彼らが次々と繰り出すとんでもない「革命的絵本」を
嬉々として貪り、空きっ腹を満たしながら育ったのである。
私たちは彼らをこの世に引き止めはしない。
だが、幾多の映像人たちによる「泥沼の苦闘」を
「輝ける巨匠たち」のピカピカな成功物語にしていいのか。
60年代の課題は手元に遺された。足立正生や細谷修平とともに
2人の晩節を、彼らにふさわしく怒号と狂想の中で語ろうと思う。
それこそ大地動乱のただ中で逝った「映像闘争派」への最高のハナムケである。