■にしむ(246)くサムライ、柿むく季節、種まく246表現者会議と現在の収穫。
〜表現、排除、公共性
10月25日(土) この夜、地下大学に「246表現者会議」をインストール!
渋谷の路上で段ボールを敷きながらオープンミーティングを行っている「246表現者会議」が、高円寺にやって来る!
この夜は講義ではなく、みんなで段ボールに座り、車座になって議論を行います。
アートについて、排除について、都市について、再開発について、ダラダラとそしてガッツリと、会議=「場」を共有しよう!
ゲスト: 小川てつオ (246表現者会議発起人、エノアール)
武盾一郎 (246表現者会議発起人・画家)
いちむらみさこ (エノアール)
……その他大勢(?)
■日時: 10月25日(土) 19:00〜21:00 その後ダラダラ交流会(?)
■会場: 高円寺,素人の乱12号店(仮称:エンジョイ北中ホール)
http://keita.trio4.nobody.jp/shop/12/map.html
■料金: 500円+投げ銭
ちなみに11/1(土)〜30(日)には、新宿ルミネから退店勧告を受けてるビア&カフェBERGで、『246表現者会議展』が開催されます。渋谷・新宿・高円寺を繋いじゃえ!
大学の未来——「研究空間スユ+ノモ」(ソウル)×「条件なき大学」(デリ
ダ)×「地下大学」(高円寺)=?
9月20日(土):19時@素人の乱12号店・北中ホール
講師:西山雄二(東京大学UTCP http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/)
参考文献:『現代思想 2008年9月号 特集:大学の困難』(青土社)
要旨:
博士号を取得したものの就職先がない「高学歴ワーキングプア」たちが創設した、大
衆に開かれた研究教育のための自律的な生活共同体「研究空間スユ+ノモ」@韓国・
ソウル。本発表では、動画資料を交えて「スユ+ノモ」の創造的な挑戦について報告
をおこない、ジャック・デリダの大学論を踏まえつつ、日本の大学や研究教育の可能
性をめぐって討議をおこなう。
さて、来る木曜日の「地下大学」は、本山の仕切りで行います!
講師は、待ちに待った、広島からのゲスト。そう!東琢磨さんです。
東さんへは、反東京論をお願いしました。
すると、反東京論=反ヒロシマ論、という感じで。
もろもろ交錯させながら情報交換など、できればと。
という返事がありました。
また、東さんも、広島にて、「シャリバリ地下大学」を開催
されています。ということで、今回は、地下つながりでも、
あります。
楽しい会になると思いますので、ご参加のほどよろしく
お願いします。
日時:8/14(木)19時@素人の乱12号店
講師:東琢磨
テーマ:反東京論=反ヒロシマ論
料金:資料代500円+投げ銭
☆講師プロフィール
1964年広島県生まれ。音楽・文化批評家。2005年に本拠を東京から故郷広島に移す。
著書に『全?世界音楽論』(青土社、2003)、『おんなうた』(インパクト出版会、2004)、
『違和感感受装置』(冬弓社、2004)、『ヒロシマ独立論』(青土社、2007)など。
6月8日の白昼、秋葉原中央通りの路上ではいったい何が起きたのか?
120秒の間に、残酷な形で交錯したものは何だったのか?
青森に生まれ、各地の派遣「飯場」を転々とした末に、静岡からあの街に現れたKは、
ちょうど40年前に4人を射殺し、遂に刑死したNを呼び戻した。
彼の『無知の涙』が読まれているという。
「あの場所」は、なぜ2キロ西にある水道橋・トヨタ東京本社ではなかったのか?
あるいは3キロ南の丸の内・三菱村でも、5キロ西の新宿・東京都庁でもなかったのか?
大阪では、野宿する人たちや日雇い労働者への不当な逮捕が相次ぐ中、
釜が崎で警察との小競り合いが続いている。
90年前、富山の港町・魚津で女たちが生きるために米倉庫を襲ったのは暑い7月である。その闘いは「米騒動」と呼ばれた。
そして命を落とした人たちの一人、東京芸術大学の女子学生は、3月に行われた
ネグリ招聘(未遂)イベントを知っていただろう。
──あの場所にやって来たKと、そこで殺された人々に
集中したあらゆる動線と、そこから伸びていくものについて
徹底討論したい。
(さらに…)
こんにちは、今回は、講師にイルコモンズと酒井隆史を迎え、来る2008年7月、
北海道洞爺湖で開催されるG8サミットへ向けた動きのなか、これまでの、
「でたらめな抵抗のスタイル」、そして洞爺湖にむけた新たな抵抗のスタイルなどを
「文化ゲリラ戦教程」として講義してもらいます。
ご参加のほど、よろしくお願いします。
6月7日 (土)一発目の地下講義は、【地下大学】のためのRAP/TAZ(講師:平井玄)」。
内容は、一回目ということで、<地下大学宣言>でした。
発破としての宣言、そして、掘削の始まりです
▼地下大学 0.2
「文化ゲリラ戦教程」
[講師] イルコモンズ+酒井隆史
[日時] 2008年6月14日(土)19:00-21:00
[場所] 高円寺・素人の乱12号店
http://keita.trio4.nobody.jp/shop/12/map.html
東京都杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F 奥の部屋
(北中通り沿い素人の乱シランプリ向かい。アヤマ接骨院脇の階段を昇って奥)
JR中央線高円寺駅下車徒歩7分
*500円+投げ銭
<地下大学宣言>
「非正規労働者のための、非正規教員による、非正規大学・・・地下大学」
「言葉は奪われている。歌は奪われている。思想など、とうの昔に消えてなくなった。
TVは、人を殴りつける鈍器である。だから、それをすべて叩き壊して、言葉を創り出
さなければ、創られた言葉を貪り喰らわなくては、死ぬことさえできないだろう。
だが、そうした言葉が生まれ、じっと寝かされ、あるいは煮立てられ、苦く甘い酒の
ように醗酵させる「場所」は奪われた。そしてとりわけ、ありとあらゆる「学校」が死んだ。
大学は、今や gated city (要塞都市)と化した。それは、国家と企業に奉仕する犬や、
その下でこき使われ駆除されるネズミたちの製造所である。そこで教えられる「知識」や
「技術」や「教養」は、犬を繋ぐ鎖であり、ネズミを取る鉄の歯である。そして「地下大学」
が始まる。
そこで語られるのは、鎖を切る「知識」であり、鉄の歯を砕く「技術」である。
教養主義を破壊する「教養」である。それは、対抗シンポジウムを、大学の外へ、
街へ、夜へ、押し開く試みである。かつてソ連支配下の東ヨーロッパに、ヤン・パトチカたちの
地下大学があった。デリダたちの「条件なき大学」の試みがあった。今、韓国に「スユ=ノモ」があり、
ラテン・アメリカにはノマド大学がある。「地下大学」は、呻きが声になり、声が歌になる、
その一歩手前に踏みとどまるだろう。 なぜなら、歌は奪われているから。「地下大学」は、夜の街、
その泥沼を彷徨うTAZ(一時的自律空間)となるだろう。なぜなら、場所は奪われているから。」
6月7日 (土)一発目の地下講義は、【地下大学】のためのRAP/TAZ(講師:平井玄)@素人の乱12号店
内容は、一回目ということで、<地下大学宣言>でした。発破としての宣言、そして、掘削の始まりです。
なぜ「地下大学」か? ─── 騒動学序説
野坂昭如『騒動師たち』を読む。(平井玄)